イルミネーションから

クリスマスが迫ってきて、

気の利いた街は少し前から目につく所にイルミネーションを飾って、
クリスマスムードを盛り上げています。

都会でも季節を感じる事ができるので、意外と好きなのです。

少し残念に思うのですが
いつからか、イルミネーションの光が電球ではなく
LEDが主流になり、

発色は鮮やかながら、
神経質で冷たい色に見えます。
いかにも発光ダイオードの光を見ている、という気分になるのです。

特に青い色は鮮やか過ぎて、痛いような感覚すら覚えます。

LEDは電球と比べて消費電力が圧倒的に少なく、寿命も長いとの事で
コストの面からも電球にとって替わるのは当然の流れです。

つまり、僕もおじさんになってきたんでしょう。

アナログからデジタルに、
手紙からEメールに、
ブリキからプラスティックに
セルロイドからアセテートに

取って替わった時代に違和感なく生きている僕ですが、
こういう変化を惜しんでいる方々の気持ち、

今は少しだけわかります、、、、、。

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一方で来年は、はや2010年なんですね。

電球がLEDになるくらい小さな事です。
子供の頃の2010年のイメージなんて、車が空飛んでたぞ(笑)。
Commented by letterstand at 2009-12-15 16:28
テレビが誕生して、ラジオは生まれ変わった。
電子メールが誕生して、今度は「手紙」が生まれ変わると信じてます。

本来の役目を終えたあとに、そのものが持っている、「個性」を発揮できるのでは、ないかと思います。
うん?どうしてこんなことコメントしたのでしょうか。
失礼しました。
Commented by hirotakubow at 2009-12-15 23:28
>letterstandさん
なるほど。
利便性とは別の所で手紙は生きていますね。

確かにLEDが普及して、
電球は「温かい色」という個性を得たのかもしれませんね。

たまには手紙でも書いてみようかなあ。
by hirotakubow | 2009-12-15 15:43 | ESSAY | Comments(2)

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