Bill Evans特集ライブをやってみました。

モーションブルーライブの次の日、休む間もなく
やはり横浜の関内Jazz isでリーダーライブ2連チャンでした。

Jazz Isにお越しくださった方は
モーションブルーから2日間連続で来て下さった方も多く、
本当に感謝です。ありがとうございました。
おかげさまでなんとかライブが成立しました(笑)。

横浜連チャンって事で、出し物を変えようと思い、
Jazz Isでは趣向を変えて「Bill Evans特集ライブ」を企画してみました。

とても大きな影響を受けたピアニストなのですが、
好き過ぎてこういう企画は今まで敢えて避けていた所もあります。
(ただのモノマネになりそうで恐かったのです。)

ですがやると決めたら、敬意を払い
エバンスのレパートリーを取り上げるのはもちろん、
エバンス独特の和音の積み方や、アレンジなどを改めて観察し
それを踏まえつつ自分なりに演奏するという事に挑戦してみようと思いました。

巷に溢れている楽譜も結構いい加減な事が書いてあるので、
それらも校正したり、一から楽譜を作ったり
モーションブルーライブと並行しての準備が結構大変でしたが、
とても新鮮で楽しかったです。やってよかった。

MCでもお話したのですが、エバンスのイメージといえば
「知的」で「繊細」。「優しく」て「親しみやすく」て「オシャレ」。
僕も大いにそう思います。
代表曲のワルツフォーデヴィなどとてもキャッチーな曲ですし
良くない言い方かもしれませんが、BGMにして聴いても良い雰囲気になる様な
親しみやすさやオシャレな空気が漂います。

一方で、鉄の指で弾いてるのかと思うほどの「タッチの強さ」や
「狂気じみた」音使いや、間のとり方。
当時としては挑戦的(前衛的)で「難解」な曲の数々。
そして本人は意外と結構な大男(笑)。

最初のイメージとは真逆ですが、間違いなくこういった特徴も持ち合わせています。

一見相反するそれぞれの特徴がお互いを引き立たせ、
音楽の深みを増しているんですね。

例えるなら、辛いインドカレーにも意外と砂糖がたくさん入ってて、
その甘さが旨みとなってコクのある味になっているようなものです(?)。

、、、、?

そんな様なものです。(ゴリ押し)

また、色んな側面をもっているからこそ、
たくさんの人に色んな理由で親しまれたのだと思います。

今回は僕なりに、親しみやすい部分とエグイ部分の両方にスポットを当て、
超有名曲も、そして地味で有名ではないけど、エバンス好きなら聴いた事ある、
くらいの線で選曲してみました。

僕ら演奏者にとってはよく知ってる曲の数々でしたが、

演奏の感覚はいつも通りのトリオの感覚で演奏でき、
いつもとガラリと違う題材の力に刺激やインスピレーションは与えられ、

懸念してたモノマネには全くならず、演目は違えど、
新鮮な気分で、いつものトリオらしい演奏ができた気がします。
想像してた以上に楽しいものになりました。

これはやはり、ひとえに長年トリオで一緒に音楽をやって来たことが大きいと思いました。
続けることは大事ですね。いいバンドです。

というわけで、新鮮さが無くなっては意味がないですから、
すぐにではなく、いつかまた思い出した様にそんな機会を作ろうかな、と思います。

改めて来て下さった皆様。ありがとうございました。
by hirotakubow | 2015-01-25 01:06 | ESSAY | Comments(0)

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