ピアニスト3人掛かりVS川嶋哲郎さん

先日、神田TUCにて、
「川嶋哲郎さんと、ピアニスト3人掛かりでDUOライブ」を行いました。

3人掛かりと言っても、交代で1人ずつ出て行って、川嶋さんとDUOで演奏するのですが、
ピアニストが同じ会場に何人もいる機会と言うのは珍しく、貴重な機会です。

TUCでは前にも似たようなピアニストが集合する機会がありましたが、
こういうのは楽しいけど緊張するんです。020.gifゲボォ!

今回は僕と、片倉真由子さんと、市川秀夫さんの3人。

1セットごとに、スタンダードと川嶋さんのオリジナルを織り交ぜながら、
ひとり2曲ずつ弾いていきました。
少しずつ、つまみ食いみたいに聴けて楽しい企画ですね。

僕は両セットとも最初に弾いたので、
二人のピアニストの演奏をゆっくり聴けて楽しかったです。

真由子さんはバークリーに同時期にいて、
在学中もたくさん話したり、たくさん演奏を聴かせてもらって
同年代のピアニストとしてたくさん刺激をもらっていました。

真由子さんは大学時代から凄かったですが、やはり素晴らしいですね。
パンチのある強いタッチ、ドシっと重みとコシのあるリズム感に、
重厚なボイシング(和音の積み方)、正統派にしてチャレンジングなフレーズ。

これがジャズだ、っていう凄みに溢れてます。
バキ!っと弾くのにヒステリックな感じが皆無なのは、
リズムフィールのカッコ良さ、
それから音楽のイメージが濃厚で緻密だからなんだろうなぁ。脱帽です。

市川さんとは初対面です。
物腰が穏やかで優しい方だったので安心しました(俺、ビビリなもんで 笑)。

市川さんは、ご自身のオリジナルも持ち込みつつ、
スタンダードと、川嶋さんのオリジナルも演奏されたのですが、

市川さん自身のオリジナルではフリージャズの要素の強いドラマチックな物、
スタンダードを弾くときには、ふんわりと柔らかな伴奏、
時には、平気でハチャメチャにぶち壊す様な展開も見せ、度肝を抜かれました。

全体的にリラックスした空気なのですが、演奏に枠や縛りを設けない広さがあって
やはりベテラン独自の落ち着きというか、迷いのなさがあって素晴らしかったですよ。
これはこれで、これこそジャズだ!って感じに聴こえるんですよね(笑)。
それから、市川さんは弾いてるときのフォームと指の動きが美しかったです。

そうそう、演奏前に全員の指を見せっこしたのですが、
市川さんの指の太さが異常でした(笑)。指先が吸盤の様に太いです。
いかにもふくよかで柔らかな音が出そうなのです。

真由子さんは指自体はむしろ華奢なのに、
なんであんなパンチとコクのある音が出んの!?って感じでした。

と、言うわけで三者三様の演奏をしました。
緊張しましたが、やはり同じシチュエーションで違うピアニストの演奏を聴いたり
話したりするのは楽しく、いい企画でした。

川嶋さんは僕らが交代しても吹きっぱなしなので
「疲れた!」と言ってました(笑)。

相手がコロコロ変わるのも、これまた余計疲れる状況なのかもしれませんね(笑)。

来てくださった皆様、ありがとうございました。
楽しんでいただいてたら幸いです。
Commented by 土屋悦子 at 2015-01-26 20:27 x
お疲れさま(特に川嶋さん)でした!
ピアノ三人は贅沢ですね~♪
TUCには伺えなかったのですが…

ずっと以前 すみだトリュフォニーでピアノ3台のみのコンサートを聞きました。
山下洋輔、羽田健太郎、あとはたしか佐藤允彦。
嬉し過ぎておバカになった?記憶だけ残ってます。
Commented by 英恵 at 2015-01-26 21:36 x
この企画,ほんまめっちゃ気になってたんですが,いかがでしたか?
楽しかったですか(笑)

たぶん,後悔するやとなと思いつつ,お休みとられへんであきらめたんです……
Commented by ぴょんこ at 2015-01-29 11:27 x
行きたかったー(>_<)!
もし次回があれば絶対行きます!
Commented by hirotakubow at 2015-01-30 15:01
>土屋悦子さん
それはまた豪華な3人でしたね。
僕も観てみたいです。あまりそこに混ざりたくないですね(笑)。

>英恵さん
終えてみれば楽しい企画でしたよ。
ただシチュエーションが緊張しました。
お客さんとしてみたいですね。あと川嶋さんもきっと楽しかったでしょうね。演奏のし心地が変わって。

>ぴょんこさん
そうですねー、あまり頻繁にある企画ではないと思いますが、次回があれば、是非お越しください。
by hirotakubow | 2015-01-26 17:19 | ESSAY | Comments(4)

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