歯医者とBGM

最近、歯医者に通っています。

ずいぶん昔に治療した奥歯が、詰めた銀の下で虫歯をぶり返し、
知らない間に奥の方で症状が悪化していたのです。

こりゃうまく行かなかったら抜歯だけど、
やるだけやってみようと、脅されて

地獄の神経治療を繰り返していたのですが、
歯の神経が通ってる穴にギザギザの針でグリグリ、ゴシゴシと何かをかきだす物ですから、
時々ズキャーン!と痛みが来るわけですよ。

その痛みがいつ来るかいつ来るかとビクビクしながら、
まな板の鯉状態で観念して耐えなければいけないのです。
36歳のおっさんになっても歯医者はとても怖いですね。

そんな時は歯医者で流れているBGM、
これに耳を済ませて気を紛らわせているのですが

ちょっと前まで流れていたのは、ジブリの音楽をピアノソロで延々ゆったりとバラード調で弾いているという物。

歯をゴリゴリされながら、ピアノの音に聞き耳を立て
運指(指使い)を想像したり、自分でピアノを弾いてるイメージを思い浮かべ
必死で現実逃避をするのですが

ズキャーン!と突然痛みが来て現実に引っ張り戻されるのですよ。
この状況でイメージの世界に居続けられたら、それはそれですごい境地に行けそうです(笑)。

それは到底無理そうですが
それでもこのBGMには凄く助けられました。
静かな空間だったら痛みがない時間ももっとビクビクする事でしょう。

奥歯は抜歯せずに済み、無事治療を終えたのですが、
もう1か所虫歯が発見されたので、こちらも治療です。

新規の治療が始まり、非常に憂鬱でしたが
最近、BGMが変わりまして、だいぶジャズ寄りになったので現実逃避するには頼もしい限りです。

曲目から演奏から、キャノンボールアダレイの「Cannonball's Bossa nova」そっくりの、しかし明らかな偽物(笑)が流れており
一瞬だまされそうになりましたが、演奏自体はかなりクオリティの高い上手な演奏なのです。
これは治療の痛みを忘れるのにうってつけです。

が、、!
今回は歯を削る治療なので、ギュイーンというドリルの音でBGMが全てかき消され、びた一文聴こえません(笑)。

しかも僕はどういうわけか麻酔が効きづらいらしく、
お医者さんもその事を承知で、しっかり麻酔を打ってくれているので

ほっぺたまで痺れ、唇の形が蛍を呼ぶ田中邦衛の様な状態になっているにも関わらず、削られると痛いのです。

頼みのBGMも聞こえないし、全身汗をかいてきます。
いやぁ、歯医者は地獄ですよ。

ドリルを使う時は爆音でX japanの「紅(くれない)」とか流してくれたらいいですよ。

、、、それはそれで本当に流れたら滅茶苦茶怖いだろうな、、。









Commented by スペースシャトル at 2018-04-06 16:17 x
BGMってホント救世主。tone paintingが良いな~私的には。
鼻詰まり時の歯の治療は痛みに加えて窒息の危険も。経験者どす。苦しかった。くれぐれもご注意を!
Commented by hirotakubow at 2018-04-07 02:06
>スペースシャトルさん
tone painting推し、ありがとうございます!実はどこかで歯医者さんか歯科衛生士さんのどちらかで、治療中のBGM用にと僕のCDを買ってくださった方がありました(笑)。日本のどこかの歯医者さんでかかってるはずです(笑)。

鼻詰まり中の歯の治療、考えただけでも地獄ですね。もはや拷問ですな。
by hirotakubow | 2018-04-06 15:33 | ESSAY | Comments(2)

ライブ日程や演奏後記など、下のカテゴリから選んで、ごゆっくりチェックして下さいませ!


by hirotakubow