ジャズイズ、ラストライブを終えました。

2019年12月29日、昨日関内ジャズイズにて閉店前のラストライブを終えました。

、、、終わってしまいました。

ジャズイズでは、僕がブログを開設する前から演奏しており、そのため一番最初に演奏した日の正確な記録がないのですが、

話を総合すると2006年くらいから、つまり24、5歳の時から2020年になろうという今日まで、1ヶ月に1回、ほぼ休まずにリーダーライブを続けさせてもらいました。現在38歳、そう考えると歳を取りましたね。

13年間毎月毎月、、、凄い事です。

以前の日記にも書きましたが、腰の重い僕でもこういう場があったからリーダーライブを続ける事が出来たり、作品を作る事に繋がりました。

この日がお店にとってのラストライブと言うことでもあり、閉店を惜しむお客さんが大勢詰め掛けました。

その賑わいが、閉店の寂しさを一層引き立てていたようにも思いますし、お客さん一人一人、みんなそんな風に思っていたのではないかな、と思います。

テナーサックスの河村英樹さんも、閉店を惜しんでこの日来店してくれた1人です。河村さんとはこの日が初めましてでしたが、2曲ほど飛び入りしてもらいましたが、素晴らしい演奏でした。

音色もメロディもソロのストーリーも本当に美しくカッコよく、ジャズイズの縁でお会い出来て嬉しかったです。また共演できたらいいなぁ。

ガクさんも演奏を終えた後は感慨深げでした。お客さんが少ない時もあったけど、長年付き合ってくれました。パワフルなドラムでしんみりした空気を吹き飛ばしてくれるようでした。

同じく、長年トリオのメンバーとして一緒に演奏してくれたベースの安田幸司さんは、少し前から体調を崩し、先日手術をして、今は術後の激痛に耐えているところです。残念ながらラストライブに参加できませんでした。安田さん自身も残念がっていましたが、焦らず治療に専念して欲しいものです。復帰を願う人たちの応援を受けて、また元気な姿で復帰して、ベースを聴かせてくれたらと思います。

この日は安田さんの代わりに、同じく付き合いの長いロッシー(池尻洋史)さんがピンチヒッターを務めてくれました。ジャズイズは一緒にはやってませんが、共演歴の長い大切な仲間であり友達で、これはこれで楽しかったです。

さて、オーナーの今井さんには感謝です。

店名をjazz isとするくらいですから(「ジャズとは」ですよ。恐ろしい店名です笑)、ジャズに対しての思い入れも相当な物だと思いますが、僕の選曲や作曲に口出しした事なく、見守ってくれました。

きっと、時にはライブの内容に思うところもあったと思うし、お客さんが来ない時もありましたが、毎月毎月、半ば強制的にブッキングするのもなかなか大変な事で、今井さんも辛抱強くやってくれたなと、感謝しています。

毎月お越しくださって、ライブを支えてくださったお客さんにも、感謝しています。やっぱり応援してくれる人があって続けられたライブでした。本当にありがとうございました。

ジャズイズでのライブはこれでお終いですが、僕の音楽人生に持たらしてくれた影響とか、大切な思い出になって残ってくれると思います。

今井さん、どうもありがとうございました。どうぞお元気で。

何かの折にどこかでまたお会いできたら嬉しいです。

↓左から河村さん、ガクさん、今井さん、僕、ロッシーさん
ジャズイズ、ラストライブを終えました。_c0154691_13492964.jpeg



Commented by 河邊 at 2019-12-31 15:08 x
(おそらく初コメントです)
ジャズイズのラストライブ、お疲れ様でした。レギュラートリオで観たかったというのが正直な感想ですが、でも、最後の場面に立ち会えて本当に良かったです。
思い入れのあるお店がなくなってしまいとても寂しいですが(今年はマイルストーンも閉店してしまいました)、いちファンにできることと言えばジャズを楽しみつづけることだけですので、来年も遠慮なく楽しみたいと思います。
とりあえず、またライブ行きますね。
Commented by hirotakubow at 2020-01-01 21:38
>河邊さん
お越しいただきありがとうございました。

そうですね、とても寂しいですが自分の中でも一区切りです。

今年は僕がツアーで行っていた他のお店も閉店になったり、オーナーが亡くなったり、

段々こう言う事が増えて行くのは仕方ないのでしょうけど、寂しいですね。

僕も河邊さんにならって、ジャズを楽しんで、活気のある演奏をするだけですね。

これからもよろしくお願いします。


by hirotakubow | 2019-12-30 13:46 | ESSAY | Comments(2)

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