金森もといトリオ2ndアルバムのレコーディングをしました。
2020年 03月 25日
皆さま、体調など崩していませんか?
コロナウイルス、状況は良くなるどころか、世界的にはどんどん悪くなっており、心配ですね。
楽観視する声もありますが、やはり油断は命取りになりますね。
皆さんも充分お気をつけください。
こういう状況でこのブログをご覧の皆様、気にかけてくれてありがとうございます。
僕自身元気にやっている近況を報告させていただきます。
昨日はベースのマッコイ(金森もとい)のトリオのセカンドアルバムのレコーディングをしていました。
1枚目同様、ベースのマッコイがリーダーで、ドラムのザキちゃん(山田玲)と僕のトリオでの録音ですが
特筆すべきは、今回ここにストリングス(弦楽器)のアンサンブルを加えるという企画なのです。
トリオのみの演奏数曲、ストリングス入りの曲を数曲という構成ですが、それはもうとても充実したものでした。
ジャズバンドにストリングスが入ったレコードは有名なものがいくつかありますが、ストリングスが入るとリッチでドラマチックで豪華絢爛な響きになり、僕自身も憧れの編成です。
でもやるとなると、弦楽器奏者を集めたり、弦楽器の知識がある人の編曲も必要だし、大掛かりになるので思い立ってすぐ出来ることではありません。
今回はマッコイが参加していたタンゴのバンドの繋がりでクラシックの弦楽器奏者が集まり、実現しました。
弦楽器の編曲はジャズピアニストの魚返明未(おがえりあみ)君が担当してくれました。彼はジャズピアノの演奏も天才的に凄いのですが、芸大作曲科出身で、弦楽器の事も一通り勉強していて知識があり、アレンジに挑戦してくれたのです。
マッコイと綿密に話し合い、マッコイのイメージ一つ一つを見事に形にしてくれました。
ピアニストによる編曲だけあって、ストリングスとピアノが見事に干渉せず、双方の存在感があるのに絶妙に混ざり、弾いててとても気持ち良いです。
魚返くん曰く「田窪さんを気持ちよくさせるために書きました。」との事(笑)。
もはや田窪接待バンド(笑)。
その言葉通り本当にリッチで優雅な良い音で、なんだか白いタキシードを着せられて演奏している気分でしたよ。
録音するとなるとなかなか大変でしたけどね。
マッコイも弦楽器1人1人に指示を出しながら、ピアノトリオと弦楽四重奏を融合させていきました。
手探りでみんなで作りあげる楽しさを味わえた充実した時間でした。
ピアノトリオとしてのテイクもスリリングな物が録れましたよ。
「もっと馬鹿みたいな事弾いて」とか「真面目に弾くだけじゃなくてぶっ壊れて」とか
僕が真面目な事をよく知っていてそんな事を言うのです。
マッコイはライブの時も、僕がリラックスし切らないように煽って、何かその先にある物を引き出そうとしてる節があります(笑)。
僕も自分でリーダーのトリオをやっていますが、同じピアノトリオでも作風が全然違い、
今回録れたものを聴くと、こんな音が自分から出るんだな、という発見があります。なるほど、面白いです。
自分の新たな面を引き出してくれる仲間は本当にありがたいです。
早くみんなに聴いてもらいたいですね。
完成を楽しみにしててください。
コロナウイルス、状況は良くなるどころか、世界的にはどんどん悪くなっており、心配ですね。
楽観視する声もありますが、やはり油断は命取りになりますね。
皆さんも充分お気をつけください。
こういう状況でこのブログをご覧の皆様、気にかけてくれてありがとうございます。
僕自身元気にやっている近況を報告させていただきます。
昨日はベースのマッコイ(金森もとい)のトリオのセカンドアルバムのレコーディングをしていました。
1枚目同様、ベースのマッコイがリーダーで、ドラムのザキちゃん(山田玲)と僕のトリオでの録音ですが
特筆すべきは、今回ここにストリングス(弦楽器)のアンサンブルを加えるという企画なのです。
トリオのみの演奏数曲、ストリングス入りの曲を数曲という構成ですが、それはもうとても充実したものでした。
ジャズバンドにストリングスが入ったレコードは有名なものがいくつかありますが、ストリングスが入るとリッチでドラマチックで豪華絢爛な響きになり、僕自身も憧れの編成です。
でもやるとなると、弦楽器奏者を集めたり、弦楽器の知識がある人の編曲も必要だし、大掛かりになるので思い立ってすぐ出来ることではありません。
今回はマッコイが参加していたタンゴのバンドの繋がりでクラシックの弦楽器奏者が集まり、実現しました。
弦楽器の編曲はジャズピアニストの魚返明未(おがえりあみ)君が担当してくれました。彼はジャズピアノの演奏も天才的に凄いのですが、芸大作曲科出身で、弦楽器の事も一通り勉強していて知識があり、アレンジに挑戦してくれたのです。
マッコイと綿密に話し合い、マッコイのイメージ一つ一つを見事に形にしてくれました。
ピアニストによる編曲だけあって、ストリングスとピアノが見事に干渉せず、双方の存在感があるのに絶妙に混ざり、弾いててとても気持ち良いです。
魚返くん曰く「田窪さんを気持ちよくさせるために書きました。」との事(笑)。
もはや田窪接待バンド(笑)。
その言葉通り本当にリッチで優雅な良い音で、なんだか白いタキシードを着せられて演奏している気分でしたよ。
録音するとなるとなかなか大変でしたけどね。
マッコイも弦楽器1人1人に指示を出しながら、ピアノトリオと弦楽四重奏を融合させていきました。
手探りでみんなで作りあげる楽しさを味わえた充実した時間でした。
ピアノトリオとしてのテイクもスリリングな物が録れましたよ。
「もっと馬鹿みたいな事弾いて」とか「真面目に弾くだけじゃなくてぶっ壊れて」とか
僕が真面目な事をよく知っていてそんな事を言うのです。
マッコイはライブの時も、僕がリラックスし切らないように煽って、何かその先にある物を引き出そうとしてる節があります(笑)。
僕も自分でリーダーのトリオをやっていますが、同じピアノトリオでも作風が全然違い、
今回録れたものを聴くと、こんな音が自分から出るんだな、という発見があります。なるほど、面白いです。
自分の新たな面を引き出してくれる仲間は本当にありがたいです。
早くみんなに聴いてもらいたいですね。
完成を楽しみにしててください。
↓金森もといトリオ。マッコイは大掛かりな録音を終えて、やり切った顔をしてる。ドラムのザキちゃんも相変わらず最高のプレイ。そして仕事が早い。
↓素晴らしい弦カルの皆様。演奏した瞬間、花園が見えるようでしたよ。左から桜井大士さん(Vl) 、長谷川智恵さん(Vl)、小澤恵さん(Va)、橋本専史さん(Vc)
by hirotakubow
| 2020-03-25 17:26
| ESSAY
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