ピアノのアクションを直してもらいました。

今年の始め、自宅のアップライトピアノを部屋から部屋へ移動させたのですが、移動してからというもの、楽器のコンディションが劇的に悪くなりました。

全体的に鍵盤の動きが悪くなり、力を抜いてスッと鍵盤を沈める事が難しく、鍵盤のいくつかは戻りが悪く、連打が極端に利かない、弾いても音が鳴らない事もしばしば、という状態です。

放っておいてもいっこうに状態が落ち着かないので、子供の頃からいつもお世話になっている調律師の吉田さんに来てもらいました。

吉田さんがピアノをひと通り見た後、「うーん、やっぱり環境の変化だね。」と言ったあと、ピアノのアクションを分解して取り出して説明してくれました。

「鍵盤を押すとね、ここの棒がこいつを押し上げて、同時にここがこう動いて、、」

事細かに説明をしてくれるのですが、ピタゴラスイッチを10倍に凝縮したような複雑な機構なので、段々理解が追いつかなくなり、頭がハンナリしてきました(笑)。

↓だってこんなんですよ。
ピアノのアクションを直してもらいました。_c0154691_23231474.gif

山ほど動く場所があるのに、「ここの動きがシブいな。」と早々に当たりを付け、油を差したりネジを回したりして、「弾いてみてください。」と促され、弾いてみると

うぉー!
全部完璧に直った!連打も利く!
動きも滑らか!弾きやすい!

吉田さん、マジで凄いですよ。それが調律師さんの仕事なんでしょうけど、上の図の機構を全部理解して調整出来るし、それが鍵盤の感触や発音に感覚的にどう影響するかが完璧にわかってるんですから。

↓調整中の吉田さん。取り出したアップライトピアノのアクションもカッコいいですね。
ピアノのアクションを直してもらいました。_c0154691_00011785.jpeg

男はこういうゴチャゴチャ動く機械が好きなんです。

これを全部理解して調整出来る吉田さんもカッコいい!それにとにかく説明の最中にもピアノ愛が溢れていて、こういう方には安心してピアノをお任せできます。

いつもながら良い仕事をしていただきました。




by hirotakubow | 2022-02-17 23:08 | ESSAY | Comments(0)

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