絵画とコラボしたライブでした。
2022年 12月 19日
今日は町田のNOISEにて、古い付き合いのドラマー、コウヘイさんとベーシストのロッシーさんとでトリオのライブをやりました。
コウヘイさんの企画で、町田にも馴染みのある画家の林絵美さんをゲストに招き、演奏と同時にライブペインティングをしてもらうコラボライブです。
とても楽しいものでしたよ。
この日はアップライトピアノで、お客さんにも林さんにも背を向けていて、実は絵を描いている工程は全く見えていなかったのですが、
コウヘイさんが演奏に臨むにあたり「マッチョな演奏でペインターの存在をかき消す事がないよう、一人分のスペースをあけて、空間的、ゆったりと落ち着いたイメージを持って演奏したい」とイメージをシェアしてくれました。
この言葉がとてもしっくり来ました。
描いている絵が見えていなくとも、その場で同じ空間を共有しているだけでも絵の即興性を感じるもので、
自分の演奏も音の質感とか、空間的な配置とか、そういう変化が林さんに伝わるようにと、自然とそんな視点で演奏しました。
その時その時の音の「状態」を楽しむジャズらしい視点でもあり、バンドの演奏が自然に良い瞬間が沢山ありました。
最終的に作品が形に残る絵と、形が残らないライブ音楽のコラボということで、
林さんにとっては絵画にも関わらずライブという時間制限もあり、即興がそのまま作品となるジャズのレコーディングのような絵が完成したわけですが、
この日の形として残った絵に、僕らの演奏の名残がどこかに入ってるのだとしたら本当に面白いなと思います。
巻物のような長い紙(紙じゃないかもですが)に、力強くスピード感のある枝に、淡い空や色鮮やかな紅葉の背景が描かれた、立体的で美しい絵ができました。
とても有意義なコラボでした。
↓林絵美さんとコウヘイさん、ロッシーさん、僕とで出来た絵と記念撮影。


コウヘイさんの企画で、町田にも馴染みのある画家の林絵美さんをゲストに招き、演奏と同時にライブペインティングをしてもらうコラボライブです。
とても楽しいものでしたよ。
この日はアップライトピアノで、お客さんにも林さんにも背を向けていて、実は絵を描いている工程は全く見えていなかったのですが、
コウヘイさんが演奏に臨むにあたり「マッチョな演奏でペインターの存在をかき消す事がないよう、一人分のスペースをあけて、空間的、ゆったりと落ち着いたイメージを持って演奏したい」とイメージをシェアしてくれました。
この言葉がとてもしっくり来ました。
描いている絵が見えていなくとも、その場で同じ空間を共有しているだけでも絵の即興性を感じるもので、
自分の演奏も音の質感とか、空間的な配置とか、そういう変化が林さんに伝わるようにと、自然とそんな視点で演奏しました。
その時その時の音の「状態」を楽しむジャズらしい視点でもあり、バンドの演奏が自然に良い瞬間が沢山ありました。
最終的に作品が形に残る絵と、形が残らないライブ音楽のコラボということで、
林さんにとっては絵画にも関わらずライブという時間制限もあり、即興がそのまま作品となるジャズのレコーディングのような絵が完成したわけですが、
この日の形として残った絵に、僕らの演奏の名残がどこかに入ってるのだとしたら本当に面白いなと思います。
巻物のような長い紙(紙じゃないかもですが)に、力強くスピード感のある枝に、淡い空や色鮮やかな紅葉の背景が描かれた、立体的で美しい絵ができました。
とても有意義なコラボでした。
↓林絵美さんとコウヘイさん、ロッシーさん、僕とで出来た絵と記念撮影。

↓演奏中の様子

↓林絵美さんの他の作品も、もうしばらくNOISEに飾ってあります。樹をモチーフに、視点やタッチを変えてさまざまな表現をされています。よかったらご飯でも食べに行きがてら見てください。

by hirotakubow
| 2022-12-19 00:50
| ESSAY
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